2026.05.20

追っかけラストピース! ドガ

Img_20260520230301   ‘カフェ・コンセール アンバサドゥ―ルにて’(1876~77年 リヨン美)

Img_0001_20260520230301   ‘カフェ・コンセール’(1876~77年 コーコラン美)

Img_0004_20260520230301   ‘カフェのテラスにて’(1877年 オルセー美)

Img_0002_20260520230301   ‘花束を持った踊り子’(1878年 ロード・アイランド・デザイン学校)

Img_0003_20260520230301   ‘浴槽’(1886年 ファーミントンヒル=ステッド美)

大リーグのオールスターのように印象派&ポスト印象派の画家を9人選ぶと
すると、そのメンバーはこうなる。マネ、モネ、ルノワール、セザンヌ、
ドガ、ロートレック、スーラ、ゴッホ、ゴーギャン。このなかで回顧展を
体験してないのはスーラだけ。数が圧倒的に多いのがモネとゴッホ。一回
だけというのはマネ、セザンヌ、ドガ。

オルセーを訪問する前はドガ(1834~1917)への思い入れはあまり
なく、関心の向かう先はモネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーギャンだった。
それがドガの本物の絵をみて評価ががらっと変わった。その決定打となった
のが何にも感動を示さないようなうつろな表情をして強いお酒アブサントを飲んでいる女が描かれた‘アブサント’。もともと風俗画への関心が高いのでこういう繫栄するパリの影の部分を描いた絵には敏感に反応する。

ドガは踊り子の画家というイメージが強いが、日常生活のなかの女たち、たとえば洗濯女などの姿を描いた作品に強く惹かれている。また、カフェ・コンセールのような娯楽場で観客を楽しませる歌手やダンサーにも体が最接近していく。いつかこの目でと強く思っているのはリヨン美が所蔵する‘カフェ・コンセール アンバサドゥ―ルにて’と店内の活気がよく似ているワシントンのコーコラン美にある‘カフェ・コンセール’。はじめてのコーコランではこれが必見リストの一列に記されていたが、なぜか姿を現してくれなかった。なんとかリカバリーしたい。

ドガへの欲張りな気持ちはオルセーにある‘カフェのテラスにて’や浮世絵の描き方に影響受けた‘花束を持った踊り子’、顔はみせないがぐっと惹きこまれる‘浴槽’にも広がっていく。

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2026.05.19

追っかけラストピース! モネ

Img_20260519231601   ‘エプト川のボート遊び’(1890年 サン・パウロ美)

Img_0001_20260519231601   ‘シュザンヌとひまわり’(1890年)

Img_0002_20260519231601   ‘春の果樹園’(1886年)

Img_0003_20260519231601   ‘王女の庭園’(1867年 オハイオ オーバリン・カレッジ)

Img_0004_20260519231601   ‘国会議事堂、テムズ河への反映’(1905年 マルモッタン美)

美術館へ出かけて特別展を鑑賞したあとは出品作からもらった感動を長く心
にとどめておくため、図録を購入するのがお決まりのルーティン。その値段
は今は3000円をこえることが当たり前のようになっているが、出費の多
さには目をつむりせっせと買い込んでいる。

数年前からブックオフや神田の古本屋でも図録を購入しており、回顧展が
なかなか実現しない作家も手にとることが多くなった。また、まったく知ら
なかった特別展の図録が目の前にあらわれ、その幸運さに感激することもあ
る。そのひとつが大好きなモネ(1840~1926)の2001年に開催
された‘クロード・モネ展’。このころは広島で仕事をしていたので、情報が
すり抜けていた。

そこにいい絵が3点載っていた。手元のモネ本にでていない‘エプト川のボート遊び’。所蔵しているのはブラジルのサン・パウロ美。とても惹かれる絵が遠い国からやって来ていたとは。そして、2024年の‘モネ、睡蓮のとき’(西洋美)にあわせて発売された‘芸術新潮 モネ特集’(11月号)で知った‘シュザンヌとひまわり’も出品されていた。アメリカのコレクターが所蔵する‘春の果樹園’は紫の輝きが心をとらえて離さない。

モネの絵を数多くみてきたので、まだ縁がないものはだんだん少なくなっている。モネのバイブル的な本になっている‘岩波 世界の美術 モネ’(2003年 4200円)でとりあげられている作品で、いつかこの目でと願っているのは27歳のとき描いた‘王女の庭園’とマルモッタン美にある‘国会議事堂、テムズ河への反映’。

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2026.05.13

お知らせ

拙ブログはしばらくお休みします。

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2026.05.12

東博の平常展示!

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  鈴木長吉の‘鷲置物’(重文 1892年)

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  並河靖之の‘七宝花蝶文瓶’(1892年)

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  米原雲海の‘竹取翁’(1910年)

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   与謝蕪村の‘山野行楽図屏風’(重文 1765~78年)

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  渡辺崋山の‘十友双雀図’(1826年)

東博では特別展をみたあと本館に移動して、1階の近代日本画と2階の浮世
絵と江戸絵画を楽しみのがお決まりのルーティン。ここ数年顕著になってい
るのが外国人観光客の増加。どの部屋でも世界各国からやって来た人たち
が大勢いる。この変化を意識しているのか、1階の日本画、洋画、やきもの、
彫刻などが飾ってある部屋には以前よりも名品が並ぶ頻度が多くなったよう
な気がする。

その中で存在感が抜群なのが鈴木長吉(1848~1919)の‘鷲置物’。
これは青銅製の鷲の置物。これをぐっと小さくすると観光名所に出かけたと
き、つい買ってしまう置物になるが、これくらい大きくて本物の鷲が目に前
にいるようの思わせる作品は並みの腕前ではつくれない。はじめてみたとき
は目の鋭さにタジタジになり後ずさりする感じだった。

並河靖之(1845~1927)の七宝‘花蝶文瓶’(1対)に魅了され続けて
いる。柔らかい丸のフォルムが目に心地いい瓶でつるつるした表面の質感が
見事にでている。そして、彫刻作品では米原雲海(1869~1925)の
‘竹取翁’にすっと体が寄っていく。竹取物語のお爺さんとくれば多くの日本人
は親しみをおぼえるのではなかろうか。

2階にあがると、与謝蕪村(1716~1783)の定期的にでてくる‘山野
行楽図屏風’と初見の渡辺崋山(1793~1841)の花鳥画‘十友双雀図’
に運よく遭遇した。時間があるときはこういう名品がずらっと並ぶ平常展示
が存分に楽しめる。これが東博へ出かける楽しみのひとつである。

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2026.05.11

‘チェスター・ビーティー・コレクション展’!

Img_0004_20260511231001   狩野山雪の‘長恨歌図巻’(17世紀) 玄宗と対面する楊貴妃

Img_0005_20260511231001    処刑される楊貴妃

Img_20260511231001   ‘酒呑童子絵巻’(17世紀) 斬られた首が頼光の兜に噛みつく

Img_0002_20260511231001   ‘宇治拾遺物語絵巻’(17世紀) 巨大なムササビ

Img_0001_20260511231001   ‘百鬼夜行絵巻’(18∼19世紀)

Img_0003_20260511231001   ‘武蔵坊縁起絵巻’(16世紀) 弁慶と牛若丸の決闘

東博では‘百万石!加賀前田家’(平成館 4/14~6/7)の入館料を
払うと、本館2階D室・E室で行われている‘アイルランドチェスター・
ビーティー・コレクション 絵巻と絵本のたからばこ’(4/27~
7/20)もみることができる。こちらのほうにまず足を運んだのはコレクションの目玉になっている狩野山雪(1590~1651)の‘長恨歌図巻’と再会したかったから。

2013年京博で決定版の‘狩野山楽・山雪’は開催され、この‘長恨歌図
巻’はアイルランドから里帰りした。海外に流失した日本のいい絵が
展覧会に登場するのは摺りの状態がよく保たれている浮世絵と
いうイメージが出来上がっているが、ときどき、山雪のようなビッグ
ネームの作品が戻って来てくれる。滅多にない鑑賞機会だから、夢中
になってみた。それがまた実現するのだからたまらない。

上巻は6/7までの展示で、そのあと下巻(6/9~7/20)が披露される。‘玄宗と対面する楊貴妃’、‘安禄山は宮殿を焼き払う’、‘処刑される楊貴妃’の場面を長くみていた。宮殿が炎につつまれるシーンと同様に体がちょっと硬直するのが、お馴染みの酒呑童子の首が掻っ斬られる絵巻。首はしぶとく頼光に逆襲してくるが、兜に阻まれる。

収穫は‘宇治拾遺物語絵巻’。第2段は武士が夜に光るものを射止めたが、それは巨大なムササビだったというお話。不気味な光を放つ謎の物体の存在は怖くてしょうがないだろうから、その正体がムササビとわかると武士は緊張感から解放されたにちがいない。酒吞童子の首やムササビに比べれば、弁慶と牛若丸の五条大橋での戦いは気軽にみれる。そして、‘百鬼夜行絵巻’に描かれた器物、鬼、妖怪はユーモラスなお化け仮装大会を楽しむ感覚と同じ。

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2026.05.10

東博の‘百万石!加賀前田家’!

Img_20260510230001   ‘金小札白糸素懸威胴丸具足 前田利家所用’(重文 17世紀)

Img_0001_20260510230001   ‘扇流蒔絵手箱’(重文 16世紀)

Img_0002_20260510230001   ‘アエネアス物語図毛綴壁掛’(重文 16~17世紀)

Img_0003_20260510230101   コランの‘庭の隅’(1895年)

Img_0004_20260510230101   竹内栖鳳の‘鯖’(1925年)

‘下村観山展’を楽しんだあと、次に目指したのは現在、‘百万石!加賀前田家’
(4/14~6/7)が行われている東博。チラシには‘驚異の大コレクション
 60年ぶりに一挙公開’のキャッチコピーが踊っているから、否が応でも
期待は高まる。東博では過去に‘大徳川展’(2007年)、‘細川家の至宝 
珠玉の永青文庫コレクション’(2010年)を体験しているので、どんな
お宝がでてくるかはアバウトには想像できるが、果たして、コピーの通り
ここにもあそこにも名品が飾られていた。前田育徳会のコレクションがこん
なにスゴかったのかというのが率直な感想である。

入館するとすぐチラシのアイキャッチになっている黄金の鎧兜、‘金小札白糸
素懸威胴丸具足 前田利家用’が出迎えてくれる。これで前田家のお宝はスゴ
イ!となる。そして、国宝・重文の刀剣がどどっと展示されているコーナー
では刃文をしっかり目に焼き付けた。大きな関心を抱いているのはやきもの
と蒔絵。お目当ては一度見たことのある‘扇流蒔絵手箱’。ほかにも思わず足が
とまる綺麗な蒔絵がいくつもあった。

そして、チラシですごく惹きつけられた大きなタペストリー‘アエネアス物語図毛綴壁掛’をみていると、ヨーロッパの美術館にワープした気分だった。このところヨーロッパの旅行がご無沙汰しているので、有難い展示。こんな見栄えのする見事なタペストリーがほかの日本の美術館にもあるだろうか?

公爵前田家で蒐集された美術品が展示されている最後のパートで大きな収穫があった。それは外光派のラファエル・コラン(1850~1916)の‘庭の隅’に遭遇したこと。インプットされている裸婦図のほかにコランの絵がみられるとは思ってもみなかった。竹内栖鳳(1864~1942)の‘鯖’にあえたことも想定外。チラシで知ったポンポンの‘シロクマ’よりも二人の絵のほうに心が寄っていく。

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2026.05.09

東近美のコレクション展!

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  川端龍子の‘新樹の曲’(1932年)

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  原田直次郎の‘騎龍観音’(重文 1890年)

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  中沢弘光の‘おもいで’(1909年)

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  関根正二の‘三星’(1919年)

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  奈良美智の‘Harmless Kitty’(1994年)

東近美へ出かけるのは見逃せない日本画家の特別展が開催されるときで、テ
ーマを設定して作品を集めてくる企画展はパスすることが多い。そのため、
以前とちがい出動の回数は1年に一回のペース。そんな鑑賞スタイルがここ
5年くらい続いているが、2年くらい前から所蔵品の展示の仕方がすごく
上手くなり、満足度のレベルがぐんと上がっている。

その変化の理由はどうやら海外からの観光客の入館が増えていることが関係
しているのではないかと思われる。4階からはじまり下の階へ降りていくコ
レクション展の導線はどの階でも多くの外国人が日本画や洋画、西洋の近・
現代絵画やオブジェを熱心にみている。その数はどんどん増えており、この
光景は東博でみられるのと同じになってきた。

作品を展示するレイアウトがだいぶ変わり、違う美術館に来ているような錯
覚を覚える。たとえば、重文に指定されている原田直次郎の‘騎龍観音’は今は
前の指定席のところではない場所で対面することになった。作品のラインナ
ップでいうと、海外のアート好きを意識しているのか、奈良美智のお馴染
みのキャラクター‘Harmless Kitty’と村上隆の‘そして、そしてそしてそしてそし
て’(写真撮影はNG)が一緒に並んで展示されている。東近美に2人の絵が
登場するとは!

今回、思わず足がとまる日本画がでていた。それは川端龍子の‘新樹の曲’。
大田区立龍子記念館からここへ移って来ていた。現代の琳派を強くメージさ
せるこの傑作を息を呑んでみていた。そして、はじめてお目にかかる中沢弘
光の‘おもいで’に吸い込まれそうになった。洋画では関根正二の‘三星’と久し
ぶりに出会った。似たような顔をした3人の男女(真ん中が関根、左右は
女性)はいっせいにこちらをみている。一度みたら、もうこの絵は忘れられ
なくなる。

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2026.05.08

2度目の‘下村観山展’!

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  ‘毘沙門天 弁才天’(1911年 徳島県近美)

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   ‘修羅道絵巻’(1900年 東博)

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  ‘維摩黙然’(1924年 大倉集古館)
 
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  ‘荘子’(1918年 三渓園)

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  ‘雨中鷺’(1908年 茨城県近美)

5/10で終了する‘下村観山展’(後期)をみるため東近美に足を運んだ。
これが3度目となる下村観山(1873~1930)の回顧展だが、今回は
決定版といっていいほど名画が集結している。後期にも初見の作品がたくさ
ん登場したので満足度は200%を大きくこえてしまった。東近美の卓越し
た企画力にはほとほと感服させられる。

観山の絵の魅力を体全体で感じるのは色彩の力によって人物やモチーフが強
く印象づけられるとき。息を呑んでみていたのは再会した徳島県近美が所蔵
する‘毘沙門天 弁才天’。目鼻立ちのしっかりした毘沙門天と弁才天が金地
に浮かび上がっている。こういう見栄えする屏風絵は一年に一回は目にした
いとつくづく思う。

東博の平常展にときどきでてくる‘修羅道絵巻’はアドレナリンがドバっと出て
くる感じ。争いの絶えない阿修羅の世界がおどろおどろしく描かれている。
火焔の激しさに視線が固まるが、ぐるぐる回る車輪にインパクトがあり、
阿修羅の5つの目がある顔がとても怖い。観山はこれを27歳のとき描いた。
スゴイ才能である。

大倉集古館にある‘維摩猛然’は絵の完成度からいうと全作品中のトップクラス
の出来栄え。品のいい色彩美や模様が細部まで丁寧に描かれた衣装をながく
みていた。今回の収穫は蝶の夢をみている‘荘子’と墨の濃淡により画面に奥行
き感をつくっている‘雨中鷺’にお目にかかれたこと。三渓園であった回顧展
(2006年)に‘荘子’はなかったので有難い展示になった。

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2026.05.07

追っかけラストピース! ホーマー

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  ‘八点鐘’(1886年 アディソン・ギャラリー)

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 ‘ホワイト山を描く画家たち’(1868年 ポートランド美)

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  ‘マウント・ワシントン’(1869年 シカゴ美)

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  ‘新たな戦場に立つ退役軍人’(1865年 メトロポリタン美)

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  ‘警備中’(1864年 テラ財団)

どの国にも日本画家の東山魁夷のような絵画が趣味の人でなくても知ってい
る国民的な画家がいる。アメリカでいうと現代アートのポロックやウオーホ
ルは横におくと、ポッパー(1882~1967)、ワイエス(1917~
2009)がそうだろうと思っていた。実際にアメリカの美術館をまわって
みて、その通りなのだが、もう二人加えないといけないことに気づいた。
それは女性画家のメアリー・カサット(1844~1926)とウインスロ
ー・ホーマー(1836~1910)。

アメリカの美術館に本格的に足を運ぶ前は、ホーマーの絵はオルセーにある
‘夏の夜’しか知らなかった。それがアメリカで絵画をたくさんみる機会が増え
てくると、ホーマーはシカゴ美、メトロポリタン、ボストン美、ワシントン
国立美、フィラデルフィア美などの大美術館にどーんと飾ってあった。多い
のは海を題材にした絵で‘メキシコ湾流’(MET)、‘風が強まる’・‘右と左’
(ワシントン国立美)、‘ライフライン’(フィラデルフィア美)のリアルに描か
れた大きな波のうねりに圧倒され立ち尽くしてみていた。そして、2015年
に出かけたボストン美で最もみたかった‘見張り’と‘濃霧警報’に対面し、ようや
く長年の夢が叶えられた。

美術館の図録に載っている名作をだいぶみることができたので、さらに鑑賞
欲が広がっていく。‘見張り’の次のターゲットはマサチューセッツ州アンドー
バーのアディソン・ギャラリーが所蔵する‘八点鐘’。これが世界の海洋画の
傑作のひとつに数えられていることを知ったのは1985年8月に発行され
た‘世界名画の旅’にこの絵が登場したから。それから、長い時が流れた。一度
でいいからみてみたい。

ほかに惹かれているのは構図がぴたっと嵌っている‘ホワイト山を描く画家た
ち’、大きな岩がごろごろする‘マウント・ワシントン’。そして、どこかアメリカ
映画のワンカットを観ているような気分になる‘新たな戦場に立つ退役軍人’と
‘警備中’も印象深い。

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2026.05.06

ご機嫌のドビュッシーとヘンデルの映像DVDをゲット!

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定期的に出かけているブックオフのお馴染みの店で願ってもないクラシック
音楽の映像DVDをゲットした。それはたくさん並んでいる海外映画の550
円のコーナーに紛れ込んでいた‘名曲紀行シリーズ’のひとつ‘ドビュッシー&
ヘンデルの風景’(収録時間69分)。

ドビュッシーの選ばれた曲は‘3つの交響曲的素描「海」’。北斎の‘富嶽三十
六景「神奈川沖浪裏」’に霊感を受けて作曲されたことはつとに有名だから、
あの巨大な波のお化けを思い浮かべながら聴くのはとても楽しい。そして、
これとコラボするヘンデルは組曲‘王宮の花火の音楽’と組曲‘水上の音楽’。

印象派絵画を連想させる‘海’はお気に入りの曲だが、今回すぐ購入を決めさ
せたのはヘンデルの組曲のほう。ここ数年、映画のDVDと平行して買い込ん
できたのはクラシック音楽のCD。そのなかで頻繁に聴いているのがガーディ
ナー指揮でイギリス・バロック管弦楽団が演奏するヘンデルの‘水上の音楽’と
‘王宮の花火の音楽’。モーツァルトの軽快で楽しい音楽はヘンデルに強く影響
されていることが理解でき、同時にもっと早くそのことを知りヘンデルに最
接近すべきだったとも思った。

My図録をつくっていく軽作業のとき音のボリュームを落としてバックグラ
ウンド音楽として、ヘンデルのこの2つの組曲を流すと、どんどん手が動き
頭がよくはたらく。退屈感はどこかへいき、トランペットの軽快な演奏を聴
くと、頁の編集にアイデアが閃く。これで曲だけのCDとフランスのロワール
川沿いの古城やロンドンの街の光景などがでてくるDVDがセットで揃った。
新しい図録がいいペースで出来上がりそう。

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