追っかけラストピース! ドガ
‘カフェ・コンセール アンバサドゥ―ルにて’(1876~77年 リヨン美)
‘花束を持った踊り子’(1878年 ロード・アイランド・デザイン学校)
大リーグのオールスターのように印象派&ポスト印象派の画家を9人選ぶと
すると、そのメンバーはこうなる。マネ、モネ、ルノワール、セザンヌ、
ドガ、ロートレック、スーラ、ゴッホ、ゴーギャン。このなかで回顧展を
体験してないのはスーラだけ。数が圧倒的に多いのがモネとゴッホ。一回
だけというのはマネ、セザンヌ、ドガ。
オルセーを訪問する前はドガ(1834~1917)への思い入れはあまり
なく、関心の向かう先はモネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーギャンだった。
それがドガの本物の絵をみて評価ががらっと変わった。その決定打となった
のが何にも感動を示さないようなうつろな表情をして強いお酒アブサントを飲んでいる女が描かれた‘アブサント’。もともと風俗画への関心が高いのでこういう繫栄するパリの影の部分を描いた絵には敏感に反応する。
ドガは踊り子の画家というイメージが強いが、日常生活のなかの女たち、たとえば洗濯女などの姿を描いた作品に強く惹かれている。また、カフェ・コンセールのような娯楽場で観客を楽しませる歌手やダンサーにも体が最接近していく。いつかこの目でと強く思っているのはリヨン美が所蔵する‘カフェ・コンセール アンバサドゥ―ルにて’と店内の活気がよく似ているワシントンのコーコラン美にある‘カフェ・コンセール’。はじめてのコーコランではこれが必見リストの一列に記されていたが、なぜか姿を現してくれなかった。なんとかリカバリーしたい。
ドガへの欲張りな気持ちはオルセーにある‘カフェのテラスにて’や浮世絵の描き方に影響受けた‘花束を持った踊り子’、顔はみせないがぐっと惹きこまれる‘浴槽’にも広がっていく。

































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